無財の七施
7週にわたりお送りしてきました「無財の七施」いかがでしたでしょうか。
一日一善といいますように、私たちも普段の生活の中で、この「無財の七施」の一つでも真心のこもった布施行を実践できれば素敵ですね!
あらゆるものがつながりあって、この世の中は成り立っています。
人との出会いやつながりはもちろん、お互いの助け合い、支え合いの中で私たちは生きているのです。
伝教大師というお方は「悪事は己に向かえ、好事は他に与え、己を忘れて他を利するは慈悲の極みなり」と説かれています。
取ったり、もらったりのTake(テイク)だけでなく、小さな行いでもいいから、恩返しやお礼をさせていただく。
周りの人に喜びを分けあうGive(ギブ)をしましょう。
私たち一人ひとりのささやかな行いが、周りの幸せになり、その行いを通じてきっと自分も幸せな気分になれるはずです。
~無財の七施~
眼施(げんせ)
和顔施(わげんせ)
言辞施(ごんじせ)
身施(しんせ)
床座施(しょうざせ)
房舎施(ぼうしゃせ)
心施(しんせ)